消費税を上げて喜ぶのは、公務員だけ2010/07/01 17:41

今、消費税増税が話題になっています。選挙の争点でも有りましょう。
消費税がいつから上がるのか分かりませんが、消費税が上がれば一番喜ぶのは公務員でしょう。(注:ここで言う公務員とは、主に国、地方の事務方と言われている人たちを念頭においています。)

何故なら、彼らの給料、ボーナス、退職金をしっかり確保できる訳ですから。
財政健全化の為、社会保障などに使うので消費税を上げたいと言う事ですが、彼らは消費税が上がった分を民間が分からないように上手に自分達に還元します。
公務員は自分達の為にだけ働きます。一見国民の為に働いているように見えることがあるかもしれませんが、それは自分達にとっても得だからです。自分達の得にならないことはしません。


公務員にボーナスが有ること自体おかしいと思いませんか。だって彼らは、生産活動はしていません。
民間で働いている人たちは、お客に頭を下げ、怒られ、どうしたら売れるかと1年中知恵を絞り、汗水たらして稼いだその利益からボーナスを貰っているはずです。利益が少なければ、大幅なカットや全く出ないことだって有ります。下手をすれば、首切りや倒産も有ります。

そんな心配や苦労もない公務員に、どうして民間が汗水たらして稼いだお金、つまり税金からボーナスと称して貴重なお金を出す必要が有るのでしょうか。
彼らにボーナスなど必要有りません。出す理由が有りません。
民間で働く人たちは決して忘れてはなりません。
公務員を雇っているのは、汗水たらして働いている民間人なのです。
昔、士農工商と学校で習いましたが、今は公農工商なのでしょうか。
民間人は公務員の給料、ボーナス、高額の退職金を出す為に働いている、働かされていることになります。公務員に何で高額の給料やボーナス、退職金を払ってやる必要があるのですか。
中小零細企業の社員達が毎日汗水たらして30年働いて退職金はいくら出ますか。
2千万、3千万も貰いますか。1千万も出ないところもたくさん有るはずです。
民間の人たちは、苦労して得た利益の中から公務員の給料、ボーナス、退職金も出しているのです。
財政健全化を言うなら、国、地方公務員の給料を30%以上カット、ボーナスは永久にゼロ、退職金は最高でも1千万とするべきです。いやなら辞めて民間に入りどんどん自分で稼いで1億円でも1兆円でも貰えば良いのです。


先ほど言いましたように、公務員は自分達のためにしか働きません。
そのため、当然のごとく自分達の組織は膨れて肥大化していきます。
自分達の仕事が無くならないように、日々色々(自分達のための)仕事を作り出していく必要が有ります。仕事が無くなれば自分達が不要であることが分かっているからです。
ですから必要、不必要に関わらずあの手この手で無駄な仕事を作っていきます。
民間が稼いだ税金をただで使える訳ですからそれはそれは好き勝手なことがいくらでも出来ます。
民間は自分で稼ぐか金融機関からお金を借りるしか有りません。
ただでは使えないのです。