完全爆装したゼロ戦は何処へ ― 2017/05/27 10:07
ふと思い出したので書いてみることにしました。
昔、テレビで巨大地下壕に眠る完全爆装したゼロ戦を発掘しようとしたドキュメント番組が有りました。
昔の話なので記憶が定かではないことを始めにお断りしておきます。
その話は、北海道の旧海軍航空隊美幌基地(現在は陸自第5旅団美幌駐屯地)の下に巨大地下壕が有り、そこに完全爆装したゼロ戦6機(12機だったかも知れない。機数に自信なし)が眠っている、と言う話でした。
その話に私は信憑性が有ると思いました。
小福田晧文(こふくだ てるふみ)(故人)氏がそれを見たとそのテレビは言っていたのです。
私が信憑性があると思った理由は、小福田晧文氏の名前が出てきたからです。
小福田晧文氏は、海軍航空隊で活躍し、終戦時帝国海軍中佐で有ったと思います。
私がその名を知ったのは、ラバウルで海軍少佐として活躍していたときでした。
その小福田氏が終戦直後北海道美幌の鉄工所(と記憶しているが)で働いていたある日、2人の男性が小福田氏の下を訪れました。彼らはやはり元海軍関係者であったと思います。(小福田氏の部下だったかもしれません)
そして彼らは、美幌基地の地下壕に完全爆装したゼロ戦が格納されていることを小福田氏に告げました。確か地図だか図面を持ってきて小福田氏に説明していたと思います。
小福田氏はその話を聞いて、当時の美幌基地で地下壕を探し出し、今にも飛び立ちそうな爆装したゼロ戦を発見したというのです。
戦後大分経ってからその話を聞いた人が、爆装したゼロ戦を探すために美幌駐屯地の許可を得て、地面を掘りゼロ戦を探す、と言うドキュメンタリーでした。
重機を使いあちこち掘りましたが、結局ゼロ戦は見つかりませんでした。
小福田氏が、美幌基地の地下壕でゼロ戦を見たと言う以外に、可能性を抱かせるもう一つの事実が有ります。
それは、第二〇三海軍航空隊です。この航空隊は北海道、千島方面の防空を任務としていましたが、昭和19年(1944年)に美幌基地にゼロ戦を進出させているのです。
もしかすると、その時のゼロ戦が今も美幌基地の地下に眠っているのかもしれないのです。
今もゼロ戦が地下に眠っているのでは、と思うと何か夢の有る話ではないですか。
皇紀二千六百七十七年、平成二十九年五月二十七日
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コメント
_ iwane ― 2021/11/27 12:27
_ 管理人 ― 2021/12/01 11:38
コメントありがとうございました。
昔の記憶を辿って書きましたので、名前の感違いが有ったのかもしれません。
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ところで小福田氏というお名前ですが、この番組では「新郷」という名前だった気がします。戦後鉄工所で務めて、自衛隊創設後は空自で活躍され「鬼の新郷」と呼ばれたとか。
北海道のテレビ局がまた美幌の発掘を試みているそうで、なにか見つかることを期待したいです。