“被爆者団体の声”は、全被爆者の声か2018/02/05 16:35

アメリカのトランプ政権は新たな核戦略を発表しました。
このニュースは皆さんご存じでしょう。
米国のこの新核戦略は簡単に言えば、核も使うぞ、という事です。
この発表後マスコミは色々論評していますが、どうでもいいマスコミの論評ではなく、私は被爆者の方たちの声を聞きたいと思いました。

広島の日本被団協箕牧智之代表理事は、
「去年は核兵器禁止条約が採択されるなど被爆者の活動が認められた年だったが、大国の大統領が核兵器をもっと増やして近代化を図ろうということになれば、私たち被爆者が生きている間に核兵器をなくすことはできず、非常に怒りを感じる」(NHK NEWS WEBから)と言ってい ます。

また長崎県平和運動センター被爆者連絡協議会の川野浩一議長は、
「去年、核兵器禁止条約が採択され、ようやく私たちが望む時代が来るのかと思っていたところに、頭から冷水をかけられたような気持ちだ。小型の使いやすい核兵器を開発し、核兵器の使用のハードルを下げる今回のアメリカの核戦略は核戦争の危険性を高めるもので、アメリ カの基地がある日本も無関係ではない。日本政府としては外交に力を入れて戦争を防ぐ努力をしなければならない」(NHK NEWS WEBから)と話しています。

ただ上の二つのコメントは、被爆者団体のものです。被爆者個々人のものでは有りません。
私は常々思っているのですが、被爆者の皆さん全員が核兵器に反対している(していた)のだろうか、ということです。
こんなことを言うと被爆者の方々やご家族から怒りを買うかもしれません。
しかし本当に核兵器を全員が反対している(していた)のだろうかと思うのです。

被爆者の中に、
「二度と核爆弾を日本に落とされないために、日本も核武装すべきだ」
「自分たちと同じ目に合わせないために日本も核武装すべきだ」
と思っている(思っていた)人はいないのでしょうか。

確かに核兵器は無い方がいいに決まっています。
しかし核兵器は、武器、です。強力な武器です。

そしてこの武器は、“話し合いの外交”にとても力を発揮します。
この武器は私たち日本人が大好きな、”話し合い”にとても効果が有り、
この武器が有れば中国の尖閣・沖縄への侵略も“話し合い”で阻止することが出来るでしょう。
この武器が有ればロシアとの北方領土問題も“話し合い”で解決するかもしれません。
この武器が有れば北朝鮮とも“話し合い”で拉致被害者全員が戻れるかもしれません。

外交での“話し合い”を有効かつスムーズにするには、“金力”と“武力”の二つが必要です。
日本には“武力”が無いため、外交と言う“話し合い”がうまくいかない事が多いのかもしれません。

皇紀二千六百七十八年、平成三十年二月五日




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