日本人の精神構造はどうなっているのだ ― 2017/09/02 17:45
私は前回のブログで、トランプ大統領は北朝鮮と手を結ぶと書いたが、これは外れる可能性が出てきた。
私はむしろ外れてほしいと願っているのだが。
青山繁晴氏は以前から、”シン・朝鮮戦争”の可能性が有ると言っていたが、最近ではその可能性が高まりつつ有ると言っている。
先日は、北のICBMが北海道を横切った。Jアラートも鳴った。
しかし不思議なのは国内から、”北の核攻撃に対する防御体制を強化せよ”とか、”我が国も核弾頭を持つべきだ”と言う声が上がらないのはどうしたことだろう。
普通の国、普通の国民なら、北の核攻撃に備えるため、”核弾頭を持て”とか、”ミサイル防衛網を急ぎ構築せよ”とか言うはずなのだが、我が日本からはこの様な声が聞こえてこないのである。
聞こえてくるのは、北の核弾頭ミサイルが飛んで来たらどう逃げたらよいか、地下街へは遠くて逃げられないとかの”守り”の話しか聞こえてこない。
70年以上に及ぶ戦後教育の成果と言うべきだろう。”専守防衛”が日本人の頭にすっかり定着しているようだ。
攻められたら反撃する、と言う世界の常識は多くの日本人には無い様だ。
Jアラートが鳴ろうがサイレンが鳴ろうが、北が日本に向けて核弾頭ミサイルを発射したら逃げようがないことを日本人は知る事である。
出来ることは、自分の所には飛んでこない様祈るだけである。
北の核弾頭ミサイルが発射されれば、イージス艦から迎撃ミサイルが発射される、撃ち漏らしたらペトリオットで撃ち落とすから大丈夫、などと思わない方がいい。
多少の希望は最新のSM-3ブロック2Aと言う迎撃ミサイルが有る事だ。
SM-3ブロック2Aは最大射程2000km、最大射高1000kmを超えると言われている。
このSM-3ブロック2Aにより、1隻のイージス艦で日本列島の殆どをカバーできるようになると言われている。
が、このSM-3ブロック2Aが海自に配備されるのは2021年ごろの見通しだ。
それまではSM-3ブロック1Aで対抗することに成る。
いずれにしても、絶対、100%、命中すると言う保証は無い。
日本がやらなくてはならない事は、”情報の収集・分析”ではなく、反撃するための核弾頭ミサイルを直ぐに持つことです。
これが日本国を守り日本人を守る唯一の方法です。
日本を護るにはこれ以外の方法は無いことを日本人は知るべきです。
我が国は、存立の危機に有り
皇紀二千六百七十七年、平成二十九年九月二日
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