「主権回復の日」と「沖縄本土復帰の日」の式典は毎年行なうべき2013/04/26 11:58

「主権回復の日」と「沖縄本土復帰の日」の式典は毎年行なうべき

今まで多くの日本人が忘れていた、いやそもそも知らなかった「主権回復の日」が来ようとしている。
1952年(昭和27年)4月28日、いわゆるサンフランシスコ講和条約が発効され、日本(本土)は主権を回復し独立した。
その「主権回復の日」の式典を政府主催で行うそうだ。喜ばしい事である。

しかしその日は沖縄県民にしてみれば、確かに「屈辱の日」であるに違いない。
その時沖縄はまだアメリカの施政権下に置かれており、日本の主権回復、独立から除外されていた。
沖縄の本土復帰は実に20年後の1972年(昭和47年)5月15日であった。
その後も現在に至るまで、沖縄は米軍基地として有り続け、沖縄県民に大きな負担を強いている。

本土は沖縄を忘れてはならない。
政府は「主権回復の日」と「沖縄本土復帰の日」の式典は毎年行なうべきであり、「沖縄本土復帰の日」の式典は昨年行なったから今年はやらない、と言うことには成らない。

沖縄で米軍と戦っていた大田実海軍中将(死後中将)が自決する直前の6月6日に、海軍次官宛てに打った電報を忘れてはならない。
本文は省くが(Wikipediaに電報全文が載っているので読まれん事を望む)、最後にこう結んでいる。

沖縄県民斯ク戦ヘリ
県民ニ対シ後世特別ノ御高配ヲ賜ランコトヲ