第8回日中高級事務レベル海洋協議 ― 2017/12/07 10:45
6日付の共同通信の記事には、
【上海共同】日本外務省は6日、中国との間で海洋問題を議論する「高級事務レベル海洋協議」で、沖縄県・尖閣諸島などを巡る東シナ海での偶発的衝突回避に向け、防衛当局間で設置する「海空連絡メカニズム」に関し「構築および運用開始に前向きな進展を得た」と発表した。
日中関係筋によると、協議は大筋合意に至っており、日本政府関係者は「障害はなくなりつつある」と正式合意に意欲を示した。
と有ります。
この日中海洋会議の結果が外務省のHPに載っています。
第8回日中高級事務レベル海洋協議(結果)
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press4_005384.html
詳しくは外務省のHPをご覧いただきたいのですが、上記に関するところは、
・二国間での海洋政策と海洋法についての意思疎通を継続することの重要性について確認した。
・防衛当局間の海空連絡メカニズムの構築及び運用開始について前向きな進展を得た。
また,防衛当局間の交流を強化し,相互信頼を増進していくことで一致した。
・東シナ海資源開発に関する「2008年合意」に関連する問題について,意思疎通を強化していくことで一致した。
と成っているだけです。要は、
意思疎通を継続、前向きな進展、 相互信頼、と言うお決まりの抽象的な言葉が使われているだけです。
協議ですので、こんなことを話しましたよー、程度の事です。
ですからこれで、沖縄県・尖閣諸島などを巡る東シナ海での偶発的衝突を回避できるとは思っていません。
何故なら、習近平主席が軍幹部の非公開会議で沖縄県・尖閣諸島について中国の「権益を守る軍事行動」の推進を重視する発言をしているからです。
こちらの方が、中国の本音で有り、海洋会議では日本は良いように中国にあしらわれている様に思えます。
東シナ海資源開発に関する「2008年合意」も単なる言葉に過ぎず、中国が一方的に開発、日本の資源も盗まれぱなしです。
中国は戦前から話は守らない国です。彼らに法律とか契約とか条約とかは単なる紙切れでしか有りません。
国境も領土も法律も自分たちの都合でいくらでも変える国です。
信用できない国です。
中国との協議などお茶飲み話でしか有りません。
中国と話が出来るのは、日本の軍事力が同等かそれ以上の時だけです。
皇紀二千六百七十七年、平成二十九年十二月七日
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コメント
_ いしゐのぞむ ― 2017/12/18 18:29
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