あなたは京都を選びますか、北海道を選びますか2020/05/05 08:59

京都、北海道と言っても観光では有りません。武漢ウイルスの対処方針に関して、

京都大学レジリエンス実践ユニット藤井先生たちの考え方に賛同するか、
北海道大教授西浦博先生たちクラスター対策班の考え方に賛同するか、

と言う事です。

安倍総理はとうとう5月末までの緊急事態宣言の延長を発表しました。
西浦先生たちの提言を入れて、緊急事態宣言の延長を決めました。
私は、安倍総理は間違っていると思います。

クラスター対策班北海道大教授西浦博先生の、

「人と人との接触を8割減らせば、約1カ月で流行を抑え込める」

は失敗しました。流行は抑え込めず、結果緊急事態宣言の延長に成りました。
これからさらに外出自粛と言う不自由な生活、倒産するかもしれない休業を強いられるのです。

一方京都大学藤井聡先生の考え方は違います。先生の考えは、

「人と人との感染を8割抑える」と言ものです。詳しくは下記をご覧ください。

【緊急事態宣言・出口戦略編】京都大学レジリエンス実践ユニット 新型コロナウイルス対策 Part4(解説:藤井聡ユニット長)
https://www.youtube.com/watch?v=Vu3EbKx_uU4

西浦先生と藤井先生の考え方は似ている様ですが、全く違います。

西浦先生の考えは、「人に会うのを8割減らせば感染は減るだろう」と言うものです。

藤井先生の考えは、「人に会っても8割感染を防げるだろう」と言うものです。

藤井先生の考え方は、リスクはゼロではないが、

接触対策:手で目口鼻を触らない
飛沫対策:マスクをする
換気対策:窓を開けて換気する

それに手洗い、うがいなどをしっかりしていれば、「人に会っても感染はほぼほぼ防げるのだ」と言う考えです。下記もご覧ください。

【宮沢孝幸×藤井聡】新型コロナ、電車やバス、タクシーは大丈夫なのか?
https://www.youtube.com/watch?v=7GCRkndZgDI

そして藤井先生の考えの非常に重要なところは、

しっかり感染防御をしていれば、100%ではないにしても,外出・普通の生活・企業活動・生産活動も出来るのだ

と言うところなのです。

西浦先生の、人を避けるやり方では、いつ出口が見えるか分かりません。
西浦先生の狙っていることは、人に会わない事により感染者数を減らしクラスー対策班が感染者・ルートを調べやすくすることにある、と藤井先生は言っています。しかしこれは破たんするだろうとも述べています。実際この1ヶ月で無理であることが分かりました。

また同じクラスター対策班東北大学押谷仁先生はこう言っています。

COVID-19への対策の概念
新型コロナウイルスに関連した感染症対策に関する厚生労働省対策推進本部クラスター対策班東北大学大学院医学系研究科・押谷仁
(2020年3月29日暫定版)
https://www.jsph.jp/covid/files/gainen.pdf
の中で、

「多くの感染者が無症候・軽症であり、すべての感染連鎖を見つけることはほぼ不可能」

と言っています。この見解が正しいものと私は思います。

緊急事態宣言の延長が更に続けられるなら、
人心は乱れ、自殺、殺人などの犯罪も増加し、経済は破綻し日本は恐慌へと陥り、社会は殺伐としたものへと変わっていくでしょう。

政府が国民に言う事は、人に会わない事ではなく、感染しない・させない、方法を徹底的に知らしめることであると思います。

私は今後、藤井先生たちの考え方に立って行動します。皆さんはどうしますか。

皇紀二千六百八十年、令和二年五月五日